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2024年8月 紹介

中園亜美 (なかぞの あみ)
「On And On」を紹介します。
中園亜美  / On And On
女性サックス奏者。鋭敏なサックス・プレイでクラブ系のようなサウンドをバックにした曲などを中心に都会的なサウンドを展開します。ソプラノ・サックスとアルト・サックスを使い分けKenny G風味のバラードも少し有ります。スムース・ジャズ系のWalter Beasleyらに手ほどきを受けたこともあり、米国・欧州でも5年ほど活動したとのことで本場のスムース・ジャズ系も意識した従来のJ-Fusionとは質感の異なる現代性が感じられます。まずまずの出来と言えるでしょう。
ジャケットがサックスを持った写真でないのが珍しいなという気がします(パッと見で何の音楽なのか?歌手なのか??すらも不明になるので)。
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2024年1月 紹介

Mike Di Lorenzo 「Play It Cool」を紹介します。
Mike Di Lorenzo / Play It Cool
【 曲の比率からSmooth Jazzと言うよりR&Bボーカル作ですが 】 
キーボード奏者。Paul Hardcastle(& Jazz Masters)路線に感じるクラブ系なサウンドが中心です。
12曲中、インスト曲は4曲ほどで、他はゲスト女性歌手によるボーカル曲ですが、セクシーで良い雰囲気を醸し出しています。
曲の比率からSmooth Jazzと言うよりR&Bボーカル作ですが、サウンド作りがしっかりしており、なかなか良い出来です。
特に女性ゲスト歌手:Anna Mooreによる5,6,7,10曲目が良いです。
第2のPaul Hardcastle(& Jazz Masters)に成りえるポテンシャルは感じます。
デジタル配信のみでCDは無いようです。
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2023年3月 紹介

WaKaNa 「A Sunny Day」を紹介します。
WaKaNa / A Sunny Day
日本人女性サックス奏者。王道のSmooth Jazzの作りで、クールかつ爽やかな楽曲群です。アメリカのSmooth JazzアーティストであるGreg Manning他がプロデュース&楽曲を提供し、安定感があります。なかなか良い出来と言えるでしょう。
アメリカのSmooth Jazzチャートにラインクインするような日本人のサックス奏者は彼女だけであり、唯一無二の存在感があります。今後、彼女のように日本人のSmooth Jazzアーティストが次々と出て活躍すると良いですね。
これが2ndアルバムで、1stアルバムは「Saxcess Story」というアルバムです。同じ、WakanaというJ-POPの女性歌手がいるので間違わないよう注意です。
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2022年9月 紹介

Boney James 「Detour」を紹介します。
Boney James / Detour
大人気サックス奏者。相変わらずの夜向きのアダルトな雰囲気で、しっとりとしつつもクールな楽曲群です。6曲目のみゲスト・ボーカルで含蓄ある歌唱力の女性歌手Lalah Hathawayが参加しています。名曲ばかりというほどの突き抜け感はないものの、かつてのベテラン達(Norman Brown、Richard Elliot等)が物足りないアルバムしか出せない状況の中、良い線いってる感じです。ファンをがっかりさせない、なかなか良い出来レベルと言えるでしょう。おすすめは1曲目と8曲目のセンチメンタルなバラード曲。
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2021年12月 紹介

Kenny G(ケニー・G)
「New Standards」
を紹介します。
Kenny G / New Standards
人気サックス奏者の久々の新作。Standardsとタイトルにありますが、オリジナルのバラードを全曲演奏しています。1950、60年代のスタンダード曲のバラードにインスピレーションを受けて作曲したので「New Standards」というタイトルにしたとのこと。ムード・ミュージック風味の演奏で、いかにもKenny Gらしい楽曲です。クリスマスの夜っぽい美しいロマンスを感じる曲が中心で、上品さと気品があり、心が落ち着きます。おすすめ盤。初期の大ヒットのクリスマス作「Miracles」の雰囲気に近い感じです。10曲目:Moonlightのみアルバム「Moment」の8曲目からの選曲したNewバージョン。
かつて、2000~2010年代にフュージョン系WEBサイト:Cyber Fusion(現在は開店休業状態)のライターが「Smooth Jazz = Kenny G = 甘ったるい = Smooth Jazzなんか甘ったるい!」という論調で、Smooth Jazzを忌み嫌っているようなことを書いていましたが、視野が狭すぎる論調だと感じていました。Smooth Jazzは急暖、明るい曲からクールな曲まで色んな曲風があるわけで、その中でも、Kenny Gは一番、ムード・ミュージック寄り、もしくはSmooth Jazzの王道からは大きく外れたKenny Gの音楽世界の人だったわけです。
ともあれ、夜などに落ち着きたい時には最適のCDで、一度、聴いてみることを、おすすめします。
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2021年6月 紹介

Steve Cole 「Smoke and Mirrors」を紹介します。
Steve Cole / Smoke and Mirrors
アルバム「Stay Awhile」が当サイト名盤のベテラン・サックス奏者
の2021年作アルバム「Smoke and Mirrors」
軽快な曲からバラードまで多彩に安定感ある楽曲が中心です。
アレンジ・演奏に上質感あり、なかなか良い出来です。
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2020年6月 紹介

Boney James 「Solid」を紹介します。
Boney James / Solid
大人気サックス奏者の2020年作。
クールな序盤から、中後半は、いつものダークな曲よりもバラードや軽やかな曲が多めでソフトな感じです。聴きやすい作で一般人受けする良作になってます。
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2019年8月 紹介

Steve Cole 「Gratitude」を紹介します。
Steve Cole / Gratitude
人気サックス奏者。2019年作。
1stアルバムのような路線で、滑らかな曲風と演奏です。
メロディラインが秀逸でリズム・トラックのアレンジも優秀。
特に1~4曲目の流れがみごとです。おすすめ盤です。
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